なんだか朝から風邪気味。
明日は大事な会議があるのに…。
病院に行きたくても、自分の休憩時間が病院の休憩時間だったりするので、現実にはなかなか行かれませんよね。
放っておいたらどんどん悪くなりそうで、仕事も手につかない。
そんな時にコンビニで薬が買えたらありがたいですよね。
コンビニで風邪薬や頭痛薬などの薬は買えるのか、調べてみました。
コンビニにはどんな種類の薬があるの?
2004年に法律が変わった際には「胃腸薬」や「整腸薬」が買えるようになりました。
それからさらに2009年に法律が変わり、コンビニでも条件を満たせば、以下の薬も買えるようになりました。
- 風邪薬
- 解熱鎮痛剤
その他にも、ビタミン剤や栄養ドリンク、正露丸などの下痢薬など、比較的リスクの低いものも販売されています。
基本的に薬を売るためにはそれなりの資格が必要ですが、2009年の改正薬事法施行により、コンビニでも条件を満たせば、一般的な風邪薬や解熱鎮痛剤などの「第2類医薬品」、ビタミン剤や栄養ドリンクなど比較的リスクの低い「第3類医薬品」が販売できるようになりました。
「第1類医薬品」は「薬剤師」が、使用上の注意・説明をする義務がある医薬品であるのに対し、「第2類医薬品」は「薬剤師」もしくは「登録販売者」が、なるべく使用上の注意・説明をする必要のある医薬品です。
コンビニにはどこの店舗でも薬がおいてあるの?
コンビニではほとんどの店舗で薬が売ってますが、どの店舗にも売ってるわけではありません。
薬機法では、医薬品を販売する店舗は営業時間の半分以上、登録販売者を置くように定められています。
登録販売者は第2類や第3類など一般用医薬品を販売できる医薬品販売専門の資格を持っている人のこと。
登録販売者の資格を取得するためには、都道府県が実施する筆記試験に合格する必要があります。
さらに、2年間の実務経験がなければ、1人で医薬品を販売することができないため、実際にはどこのコンビニでも薬が置けるわけではありません。
ローソンは2021年までに薬を扱える店舗を現在の5倍ほど増やす予定ですので、これから期待できますね。
ちなみに現在でもローソンは薬がおいてある店舗をネットで検索することができますので、活用してみてください。
まとめ
コンビニで気軽に薬が買えるメリットはあるものの、自己判断でむやみに飲むことは危険です。
中には、重度の症状によって、亡くなってしまう人もいます。
薬局で薬を購入した場合は、薬手帳で管理することができますが、ついついコンビニで色々と薬を購入してしまい、薬を管理できなくなってしまっては危険です。
何かあった時のために、せめて自分が今何の薬を服用中なのかは他の人にも分かるようにしておきましょう。