忙しいからと昼食も夕飯もコンビニのおにぎりで済ませてしまうことってありますよね。
とりあえずおにぎりで空腹が満たされればOK!
という栄養バランスを考えないような生活を続けていると、後々後悔することになるかも!?
今回は、コンビニおにぎりの栄養分や塩分量をチェックしてみました。
目次
コンビニおにぎりの栄養バランスは?
コンビニのおにぎりだけを食べていると確実に栄養不足になるのは当然ですよね。
では具体的にどの栄養素が不足しているのでしょうか?
皆さんはコンビニで簡単に済ませてしまうとき、他におかずを買いますか?
おにぎり1~2個+カップ麺類、菓子パン・惣菜パンのみ、おにぎりのみ・・・
そういった買い方をされている方が多いのではないでしょうか。
この糖質on糖質!ダブル糖質!!THE炭水化物!!!
のような食べ方を続けていると、「食物繊維」「カルシウム」「鉄分」などの栄養素が不足していきます。
そして「塩分」と「脂質」の摂り過ぎとなり、栄養バランスは崩れます。
また、空腹時に糖質を摂取すると急激に血糖値が上がり、午後の疲れやすさやだるさにもつながります。
さらに、使われなかったエネルギーは体内で脂肪や中性脂肪となって蓄積していきます。
最近だるいなー…なんて、思い当たるとこはあったら要注意かもしれません。
コンビニおにぎりって味が濃くて美味しいけれど塩分量は大丈夫?
コンビニおにぎりの塩分量、正直言って大丈夫ではありません。
おにぎりの栄養成分表示ラベルに記載されている「ナトリウム」が塩分量を表しますが、「ナトリウム=塩分量」では無いので注意です。
ナトリウム(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)
で計算します。
日本人の1日あたりの塩分摂取量目安は男性8g未満、女性7g未満です。
過剰摂取し続けると高血圧や他の病気の原因になるので気をつけたいところです。
(ちなみに高血圧の方は1日6g未満が目標値)
では、具体的な数字を見て行きましょう。
- 梅おにぎりの食塩相当量≒1.7g
- とり五目御飯の食塩相当量≒1.6g
- 昆布おにぎりの食塩相当量≒1.2g
- 明太子おにぎりの食塩相当量≒1.1g
- ツナマヨの食塩相当量≒1.0g
- 鮭おにぎりの食塩相当量≒0.9g
- 家庭でにぎるおにぎりの食塩量≒0.6g
ご自分の好きなおにぎりで塩分量の計算をしてみてくださいね。
おにぎり2~3個と一緒に、から揚げやパン、カップ麺などを食べれば、1日に摂って良い塩分量の半分くらい軽く摂取してしまうことになりますね。
そうなると塩分過剰になるのは目に見えていますね。
塩分過多が気になる方は、塩分量の少ないおにぎりを選ぶと良いですね。
コンビニおにぎりで不足しがちな栄養分を補うには?
コンビニおにぎりだけでは「食物繊維」「カルシウム」「鉄分」などの栄養分が不足しているのがわかりました。
そこで、不足分を補えそうな商品をピックアップしてみました。
食物繊維
- 納豆
- 枝豆
- 野菜ジュース
- 海草サラダ
- 春雨スープ
など
カルシウム
- ヨーグルト
- 牛乳などの乳製品
- 魚類(缶詰)
など
鉄分
- ほうれん草のおひたし
- 鮭
- ひじきの煮物
- 卵
など
どうしても炭水化物を多く摂ってしまいがちの人は、最初にサラダや野菜ジュースなどの食物繊維が豊富な食品から摂ると良いですよ。
食物繊維を先に摂ると、後から入ってきた食べ物を溶けた食物繊維が包み込みます。
そのため、食物が体内に吸収されるスピードが穏やかになり、血糖値の急上昇も抑えられるのでオススメです。
まとめ
コンビニおにぎりの塩分量や栄養バランス、改善策などをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
私は大学時代1ヶ月間ほぼコンビニおにぎり生活をしたら5kg太り、味覚障害になりました。
亜鉛不足と慢性的な栄養不足と診断されました。
最近何を食べても同じような味だな~?味がわかんないな?と思ったら要注意ですよ。
もし忙しいときは「おにぎり+野菜、おかず」などにして、少しでも栄養バランスの良い食事を摂るようにしましょうね^^